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憧れの金融業界
システムエンジニアの仕事に対する満足度は、どの業界で働いているかによって感じ方の傾向が異なることが多いものです。当サイトでは、様々ある業界の中の「金融業界」で働くシステムエンジニアについての情報をご紹介していきます。しかしその前に、システムエンジニアとして活躍することができるいくつかの業界について簡単に比較してみることにしましょう。
業界によって状況は違う
システムエンジニアはいつも納期に追われながら忙しく働いていて、人も常に足りない状態というイメージを強く持っている人も多いかもしれません。その点で顕著なのが「流通・サービス業界」と「通信業界」で、これら2つの業界には共通する点がいくつかあります。そのひとつは、競合する企業がとても多いということです。競合が多ければそれだけ顧客からの要望は厳しいものになりやすく、仕事を取ってくるためには現場が無理をするしかない現状があります。そうなると、システムエンジニアの業務もかなりハードなものになってしまうことは必至で、せっかく新しい人材が入ってもしっかり育つ前に去ってしまい、結局は慢性的な人材不足状態に陥ることになるという繰り返しになりがちです。そのようなデメリットの部分だけを切り取って考えれば、いいことが全くないようにも思えますが、この2つの業界は変化の流れがとても早いということもあって、新しいことにいろいろとチャレンジできる面白さがあるので、厳しい状況ながらも成長できる分野として仕事にやりがいを感じているエンジニアも少なくありません。
一方で、「製造業界」は様々ある業界の中でも安定している部類です。特に、ものづくりに関心があってこの業界に入ったエンジニアは、その環境から出てしまうのではなく、じっくりと年数をかけてキャリアアップしていく場合が多いので、他の業界と比較すると人材には余裕がある方と言えるでしょう。将来的には、海外の製造業がさらに伸びてくることが予想されますが、日本のものづくり品質に対する評価は依然として高く、今後も安定した需要が見込める業界と言えるでしょう。
そして、当サイトでご紹介する「金融業界」の場合、他業種と比較すると競合が少ないことが特徴です。そのため、必然的にコスト面にも余裕が出てくるということがあって、給与面などの満足度が高い傾向があり、多くのシステムエンジニアが憧れを抱く業界です。しかし、経済状況がどうなるか見通しがなかなか立たない今の世の中において、金融業界は安定していると言い難い状況であることも確かです。しかし、それはどの業界でもある程度同じことが言えるので、待遇面で考えたら金融業界はやはり魅力の多い業界でしょう。
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金融系情報システムの特徴
金融業界でシステムエンジニアとして働くことができる業種としては、銀行、保険会社、証券会社などがあります。それぞれのビジネスモデルによって必要とされるシステムの種類はいろいろとあって、同じ金融系だとしても、どのような業種を選ぶかによって、システムエンジニアに求められることは異なってくるでしょう。では、それらの業種で活用されているITシステムの概要とはどのようなものでしょうか。簡単にご紹介していきます。
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心掛けるべき「高品質」
金融系システムエンジニアに求められるのは、第一に「高品質」です。いくら機能性が良くても、計算ミスを起こしてしまうシステムであれば重大な問題に発展し、最悪の場合、経済活動がストップしてしまう恐れもあります。そうなれば、単に金融業としての信用を失くすだけで済むような話ではなくなります。そう考えていくとプレッシャーも多い仕事ですが、精度の高いシステムを構築するために徹底した努力を払い、無事完成した時の喜びは大きなものになるでしょう。
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高年収な外資系
システムエンジニアの年収は、働く業種などによってかなりの幅があります。その中でも金融系システムエンジニアは年収が高い方になりますが、さらに上を行くのが外資系です。外資系の場合、年収が1,000万円を超えるような仕事もあって、国内企業ではなかなか手の届かない夢のような年収が現実のものとなります。ただし、実力重視の外資系企業では、業績次第で突然のレイオフを言い渡されることもあるので、雇用は国内企業より不安定かもしれません。